生物圏保存地域(ユネスコエコパーク)指定、世界自然遺産登録の韓国干潟の中でも外海に面し清浄な都草島(ドチォド)。その豊かな海の恵みが7200時間という時間と独自の製法によって他にはないキューブソルトに結実したのがソルトインダイヤモンド(Salt In Diamond)です。
ソルトインダイヤモンドは世界の塩の生産量のわずか0.0001%という貴重な御塩です。(※1)大変な手間暇と時間をかけて御塩作りをしているからです。環境に配慮した道具と職人の技を使い、天日と風の力だけでキューブ状に結晶化させた塩を手作業で集め、残りの海水を再利用しません。また、脱水・洗浄を行わない、製品化の際には高熱処理ではなく低温乾燥にするなど、生産効率より善い御塩作りを優先しているのです。
天日塩ができるまで
干潟を整える720時間、海水を引き入れる1440時間、自然の調和を待つ2712時間、手作業で採取する168時間、熟成させる2160時間・・・。実に7200時間(場合によってはそれ以上)の時間をかけてソルトインダイヤモンドはできあがります。

海水を引き入れる1440時間と自然の調和を待つ2712時間
干潟を充分に整えたあと、ゆっくり時間をかけて塩田に海水を引き入れます。その後は天日と風に力を頼ってじっくりと結晶化。一般の天日塩より9倍もの時間をかけることで独特のキューブ状結晶が得られるのです。もちろん熟練職人が毎日そのサポートをします。根気のいる仕事です。

熟成させる2160時間
結晶化した塩を手作業で採取し、台車で塩田近くの木製の熟成室に運びます。ここで最低2160時間(場合によっては5000時間以上)の熟成期間をとります。この「枯らし」の工程によりにがりが程よく落ち、苦味の少ないまろやかな味が生まれます。この熟成のプロセスについて生産者の崔進山(チェ・ジンサン)氏は韓国において特許を取得しています。

ソルトインダイヤモンド(Salt In Diamond)の日本語解説動画
数々の受賞や取得認証
ソルトインダイヤモンドの原塩の製塩に関して生産者の崔信一(チェ・シンイル)氏は2019年に蒋英實(チャン・ヨンシル)国際科学文化賞を受賞しました。
この受賞の理由となったのは CHA(チャ)医科学大学の朴健榮(パク・ゴンヨン)教授の研究成果です。マウスによる実験でキューブ型天日塩が一般的な精製塩と比較して肥満を抑制するという内容の論文が英国総合学術雑誌ネイチャーの姉妹誌「サイエンティフィック・リポーツ」(電子版)に掲載されたのです。(※1)またパク教授は「キューブ型天日塩はNK細胞を活性化し、免疫力の向上にも役立つ」との報告もされています。(※2)
取得認証
FSSC22000(SGS)、HACCP、JAKIM HALAL、ISO9001:2009、ISO 14001:2009
特許
天日塩の製造方法
受賞その他
大韓民国蔣英實国際科学文化賞、大韓民国パッケージデザイン大展パックスター賞



