皆さん「あんばい」という言葉をお聞きになったことはあると思います。これ漢字では「塩梅」と書くのですね。辞書的には「塩梅・按排・按配・案配」とあるようですが、元の意味は梅酢と塩のバランスなんですね。
まぁ皆さん聞いてください!
単に料理の味加減だったものが、転じて特に健康のことをはじめありとあらゆるものの調子の程よさを表すのってすごくないですか?
そんな組み合わせ梅と塩以外にありますか?
それを巷では減塩減塩と御塩を悪者のように言っています。
実に嘆かわしい。
「責任者出て来い!」と言いたい気分です。(出てきはったら謝ります)
5月中旬から7月中旬にかけて、「梅仕事」をされる方も多いと思います。恥ずかしながら最近までこの言葉を知らなかったのですが、単に梅干しを漬けるとか梅酒を仕込むということではない、神々との対話を意味するような言葉ではないかと感じています。
私の周りでは非加熱長期熟成天日塩®で梅仕事という方が増えてきました。皆さんそれぞれの御塩加減を工夫しておられるようです。15%とか18%とかいろいろありますが、少なくとも減塩梅干しが推奨する10%以下ってことはないよねと盛り上がっています。
Twitterのすくねっと®【公式】アカウントでも梅干しのことだけではなく、皆様と様々やりとりしておりますので是非ご覧頂ければと思います。
https://twitter.com/sukunet_915
私たちの体液の塩分濃度は0.9%が善い塩梅とされています。
そして体内は弱アルカリ性が望ましいとされていますが、この酸性アルカリ性を左右するのも御塩に含まれるミネラルなのです。
残暑厳しき折、皆様水分と共に善い塩分の補給をお忘れなく。
ええ塩梅で過ごされることを祈念しております。